四大宝石にも西洋風と東洋風があり、宝石の特徴と人々の共通点まで垣間見るようで興味深いものです。
・西洋の四大宝石 赤⇒ルビー 青⇒サファイア 緑⇒エメラルド 無色⇒ダイヤモンド ・東洋の四大宝石 赤⇒珊瑚 青⇒ラピスラズリ 緑⇒ヒスイ 無色⇒真珠(水晶) 四大宝石も西洋と東洋では、かなり違いますね。 西洋チームは、すべてが研磨面を施され、透明でキラキラと強く輝き、強烈に自己主張する1~2種類の元素から形成される純粋な宝石です。まるで、自己主張が明確で宗教も単一宗教(一神教)を崇拝する欧米人に似ているような気がします。 また、西洋チームのキャプテン、ダイヤモンドは、非常に硬いがもろい特性を持っていますが、東洋チームのヒスイは、硬さを誇るよりも、ダイヤモンドに勝る、強靭な粘り強さで勝負します。 そして、東洋チームの四大宝石は、カボションカットや球形に磨かれることが多く、数種類の元素や、鉱物、不純物によって形成され、さまざまな要素を全体に包み込んだ寄り合いの所帯のような曖昧な宝石とも考えられます。 また、不透明、亜透明で、外部からの光を内部に吸収し、その光を利用して控え目に慎み深く輝き、自己主張を抑えた宝石ともいえます。 協調性や謙虚さを尊び、世界中の文化や科学を巧みに取り入れ、特定の宗教観を持たず、八百万の神を認容し、クリスマスにはキリストを祝い、大晦日には仏教徒となり、正月には神社に出かける。 欧米人から見れば理解を越えた曖昧さを持つ、こうした日本の国民性と東洋の四大宝石は、とてもよく似ていて、思わず親近感を感じてしまいます。
0 Comments
Leave a Reply. |
宝石にまつわる
|
HOME 事業案内 |
取扱製品 コラム スカラベ・ストーリー |
会社概要・社会貢献活動 メールマガジンご案内& プライバシーポリシー |
株式会社 スカラベ・ジャパン
〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町
4-5-1 Jハウス 2F TEL.0422-45-2824 FAX.0422-45-2178 |
1988 Copyright © Scarab Japan Co;LTD, All Rights Reserved