「人生で楽な道と大変な道があれば、迷わず大変な道を選ぶ」NHK大河ドラマや映画などで、ときには主役をしのぐ程の味を出す俳優として私たちを楽しませてくれる役者、香川照之さんが、45歳にして梨園に入り、9代目市川中車となられたのは記憶に新しいと思います。 偉大なる2代目市川猿翁を父に、母に女優の元宝塚主演娘役の浜木綿子を持ち、(祖母は女優高杉早苗) この二人が離婚してから、長く父子の間は確執があったのですが、近年、後妻の藤間紫さんとの取り計らいにより父子関係が修復されたとの報道はワイドショーでもにぎわっていたと思います。 そんな香川さんが 凄く重みのある言葉を残しています。(実は東大文学部卒) 「人生で楽な道と大変な道があれば、迷わず大変な道を選ぶ」 歌舞伎役者を目指さなくてもそれまでも立派な役者としても有名であった香川照之さんが、これ以上ない苦労を乗り越えられるその裏に隠されているものは何なのか!と思います。 以前NHKで香川照之さんの300日ドキュメントをしていましたが、子供から「なんでお父さんは歌舞伎役者ではないの?」の一言が自分の人生を変えたそうです。 勿論諸事理由は色々だと思いますが、今現在も澤瀉屋の孤立無援や存続危機などの問題山積の中にあっても、迷わず大変な道を選ぶ・・・とは、 自分自身の出来る限りの力を人生に掛けるその生きざまがとても力強く伝わって来ます。 こんな人生を歩んだ最後の最後に、きっと良い生き方をしたと実感出来るのでしょうね。 今、自分が置かれている場所が大変であればある程、生きた甲斐もあったと思える人生が待っていると思えて来ますね。 最後にドイツの哲学者ニーチェの言葉 「自分を破壊する一歩手前の負荷が、自分を強くしてくれる」
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