40年ほど前、日本人は癌で死亡する人は年間13万人だった。 これが昨年は36万人と3倍となった。 その要因として考えられるのが、体温の低下だと言う。 実はこの50年で日本人の平熱体温は1度以下も下がった。 昔は日本人の平均体温は36,9度だったが今では35,8度である。 体温が1度下がると、免疫力は30%落ちると言われている。 白血球は、体外から侵入してきた細菌やウイルスを捉え破壊する。 しかし体温が下がると、その反応スピードが鈍って動きが落ちてしまう。 その結果、免疫力は落ちる。 我々の遺伝子は毎日、活性酸素によって傷つけられているが、それを修復する酵素の働きも鈍るので、ガンだけでなく、代謝系の疾病などのあらゆる病気にかかりやすくなり、老化も進み、うつ病や不眠にもなりやすくなる。 そもそも癌細胞は熱に弱く、体温が高い人は癌細胞が定着しにくい。 甲状腺異常を引き起こすバセドウ病の患者は、健常者と比べて、ガンになる確率が千分の一と言われる。 ★筋肉を動かす生活を! 理想の平熱は36,5〜37度がベスト! 体内のアミラーゼなどの約五千種類の酵素が、食べ物を消化や代謝を進めて、エネルギーを吸収して、老廃物を排出したりする上で最も効果的に働く体温といわれている。 そのためには、普段から常に身体をよく動かすことだ。 激しい運動は必要ない! エレベーターに乗らずに歩く、自分の手で洗濯する、一駅は自分の足で歩くなどち常に筋肉を動かす生活をする! 食べ物では、ニラやネギ、ニンニク、玉ねぎ、生姜のような薬味に使われるものが身体を温める。
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・25歳を過ぎると誰しも身体機能や内臓機能が衰え始める。 ・老化とは、誕生してから死に至るまでの変化や過程である。 ・少食こそが長寿の必要条件を全て満たしている。 アメリカのボルティモアにある国立老化研究所のドナルド・イングラム博士が、老化したラットの摂取カロリーを40%に抑えたところ、パーキンソン病や老化によって減少する脳内ドーパミン受容体脳内量がどんどん増加し、学習機能力も高まった。 また、過食により増加する癌や腎臓障害も減少し、寿命も40%延びた事を発表した。 加齢とともに上昇する血圧や血糖値が正常に保たれ、種々のホルモンも若い頃と同程度に保たれる事を突き止めた。 科学的に明らかにされた、少食がもたらす効能。 ①酸化による脳細胞の損傷を抑える ②神経細胞の成長を促す ③ブドウ糖や脂質の代謝も促進され、糖尿病、高脂血症、脂肪肝、動脈硬化を防ぐ。 ④脈拍や血圧も低く保たれる ⑤ストレスに強くなる 江戸時代中期の観相家の水野南北いわく、 少食な者は、人相学上は凶相であっても運勢は吉であり、恵まれた人生を送り若死にしない。 特に晩年が吉である。 大食の者は、人相学上は吉相であっても体調をくずし、晩年は種々の病気にかかり運勢は凶である。 また財産も失う。との名言を残している。 『筋肉の働きと効能』 ・筋肉を鍛えれば寝たきりにならない ・筋肉が衰え、筋量が減ってくると体温も低下し免疫力も落ちる。 ・平熱より体温が1℃下がると30%以上免疫力が低下。 逆に1℃以上上昇すると免疫力が5~6倍になる。 ・筋肉の70%以上は腰から下に存在する ・ウォーキングは筋肉を効率よく刺激してくれる 筋肉を動かす →筋肉内を走っている血管が凝縮したり、拡張したり血流が促進し心臓の働きを助ける。 脳細胞への覚醒刺激が増す。 記憶中枢の海馬の働きもよくなる。 『心のもち方と若さ』 若さとは人生の一時をいうのではない、それは、心の状態を言うのだ 人は、信念と共に若く疑惑と共に老いる希望ある限り若く 失望とともに老い朽ちる アメリカの詩人 サミュエル・ウルマン、80歳の時の詩 ☆発酵食品は「若返りの食べ物」 糠漬け:乳酸菌 納豆:納豆菌 味噌:麹菌 ヨーグルト:ビフィズス菌 チーズ:乳酸菌 などの細菌で食品は美味しくなります。 納豆菌や麹菌などの細菌類を腸の中に入れると、腸内細菌が増え、腸内フローラのバランスもよくなり、免疫機能が高まることは明らかです。こうした発酵食品を毎日のように食べていると、腸内細菌が増え、免疫力が高まり、結果的に長生きになります。 ☆「生きた菌」でなくても腸に効く! 善玉菌のエサになるオリゴ糖は熱に強く、胃酸や消化酵素によって分解されず、腸まで届きやすい特性をもっています。 腸内細菌のエサは、一時的にとればよいわけでなく、毎日とり続けることが、腸内フローラをいつも整えておす最良の方法となります。 ☆「焼きバナナ」は腸内細菌も喜ぶスィーツ! バナナに含まれるオリゴ糖は、焼くことによって増える特性があります。 善玉菌を増やす栄養素には糖アルコールもあります。 キシリトール、ソルビトール、マンニトール これらの糖アルコールの特性は、胃や腸で消化・吸収せれにくいので、メインエンジンがミトコンドリア系にうつった50歳以降の人にも敵した甘味料です。 因みに、糖アルコールは以下の食品に含まれます。 キシリトール…イチゴ、カリフラワー、ほうれん草、玉ねぎ、人参、レタス、バナナ ソルビトール…リンゴ、梨 マンニトール…昆布 ☆「防腐剤」は腸内細菌にとっても毒 日本人の腸内細菌が減少しているのは、食品添加物の入った食品の食べ過ぎが背景にあります。食品添加物を含む食品を頻繁に食べている人の糞便は、決まって少なく、貧弱です。 食品添加物の一つにソルビン酸があります。ソルビン酸は食品の防腐の進行や止める保存料です。ソルビン酸の入った食品を食べると、腸内細菌を増やさなくなることが実験で明らかにされています。 ☆「ゴキブリも食べないもの」を好む現代人 「腐らないもの」を食べること自体が不自然なことです。 人間が「おいしい」と言って食べているマーガリンなどは放置しておいても、ゴキブリは食べません。 免疫機能は、見知らぬ異物が体内に入ってくると、それを敵とみなし、活性酸素を放出させます。活性酸素はテロメアを短縮させ、日々ゲテモノ食いをしている人はテロメアの短縮を自ら進めることになるのです。 ☆おちたものを食べて丈夫になった時代 日本人の腸は、60歳を過ぎたあたりから働きが鈍くなります。 最近では20代でも、腸年齢が老いているせいで、ドーパミンやセロトニンなどの幸せ物質が不足し、免疫力も落ちてしまっているのです。 子供の頃土壌菌にたくさん触れ、取り込んでいた時代の人の腸は、とても強いと言われています。わずか一gの土の中には数億個もの微生物が棲んでいます。それと同様に大豆を発酵させてある製品にも土壌菌が含まれていることがわかりました。 ☆「清潔」にするほど免疫が落ちる⁉ アレルギー体質になる原因は 「乳幼児期に風邪などの感染症にかかる機会が減ったことにある」と学説でいわれています。清潔といえるまで清潔志向が、薬品によって身の回りの細菌を排除し、免疫機能を鍛える機会を奪ってしまっているのです。手洗いに薬用石鹸は必要ありません。 ☆「O-157」は清潔な場所でしか生きられない 薬や殺菌剤では死なない菌が着々と数を増やしています。 O-157が猛威を振るうのは、先進国の学校や幼稚園、レントランの厨房など隅々まで除菌してある、細菌ゼロを目指す場所ばかりなのです。 ☆免疫の30%は心が決めている 腸が免疫の70%を締めます。残りの30%は心が決めているのです。 年々、自殺者が増えているのは、日本人の「心の免疫力」が全体的に低下しているからでしょう。 ☆「一日10時間以上寝ている人」は早死にする 精神的ストレスを負うと、NK細胞の働きは著しく落ちます。 早死にする確率は、生きがいを持たずに一日10時間以上寝ている人やテレビを3時間以上見ている人に高くなるようです。 ☆「40歳過ぎで離婚した男性」は癌になりやすい 40歳過ぎで離婚した男性は癌になりやすいという統計があります。 女性は隣に男性がいなくても、免疫力にかわりありません。しかし、男性は隣に女性がいなくなると、免疫力が落ちるタイプの人が多いのです。 ☆「飲める人」に休肝日は必要なし! 付き合い上、お酒を飲まなければならないと顔を真っ赤にしながら飲んでいると、免疫力が落ち、癌になりやすくなります。飲まないよりはのんだほうが免疫力は上がります。 但し、お酒を呑む事が苦でない人は休肝日をつくる必要はありません。ただ、お酒を飲める人も嫌な人と飲むと免疫力は下がります。 二合までは、免疫がグーっと上がります。二合を過ぎると下がるのでご注意ください。 ☆ストイックに生活しても、免疫は上がらない 免疫力や高めるために、イメージトレーニングも非常に重要です。 楽しんでいる時、NK細胞活性も上昇しています。 ストイックに禁欲生活を続けていれば長生きできるわけではありません。 125歳まで元気ハツラツと生きるための藤田式長寿食のススメ (50歳以上用) ⑴白米や甘いものは食べない ⑵色が濃く、香りの強い野菜をたっぷりと ⑶食べ過ぎ、飲み過ぎはテロメアを縮める ⑷一口30回よく噛んでゆっくり食べる ⑸具たっぷりの味噌汁は長寿パワー食 ⑹生の水が病・ボケ・老いを防ぐ ⑺食品添加物にまみれた食品は慎むべし ⑻週に2〜3回は肉を食べよう ⑼でかいウンチをしよう (10)生きがいをもって、努めてでもおおらかにくらそう ☆「ピンピンコロリ」は腸から ピンピンコロリに必要なのは、当然ですが、病氣をしないことです。 免疫の働きは、三本の柱で成立しています。 「感染防衛」「健康の維持」「老化・病氣の予防」 アトピー性皮膚炎やぜんそく、花粉症などのアレルギー性疾患は、免疫バランスが崩れたことが原因です。 免疫力の向上にとくに重要な働きを担っているのが、私達の腸管に棲む腸内細菌なのです。 ☆腸内細菌を増やして「介護のいらない体」になる アメリカのバイオテクノロジー企業のA・グドコフ教授は腸内細菌から作られるタンパク質に放射線障害を防衛する作用があることを明確にしました。 腸内細菌にも抗酸化作用があり、腹部に溜まった活性酸素を中和し、無毒化する働きがあります。 腸内細菌と免疫力とテロメア。この三つを上手に連鎖させ、働きを高めて行くことによって、長寿という幸福の両輪はスムーズに走り出します。 ☆理想の「腸内フローラ」とは? 腸内細菌は体に悪さをする菌が入り込んでくると、その侵入を防ごうと攻撃をするのです。腸管にとって重要なのは、善玉菌と悪玉菌と日和見菌のバランスです。 「善玉菌はいっぱい、日和見菌はほどほどに、悪玉菌は少々」というバランスが理想の状態なのです。 ☆悪玉菌がゼロでも腸はうまく働かない 乳酸菌群は腸内や酸性に保つことによって、外から侵入してきた敵とみなされる菌を排除してくれます。 悪玉菌の代表である大腸菌は野菜の持つセルロースを分解してくれて、その過程にビタミンを合成してくれる働きまでもっています。 人は悪玉菌がいなければ、生きていれないのです。 ☆「ドーパミン」や「セロトニン」も腸内細菌が合成していた! 腸内細菌が増え、理想の腸内フローラが築かれれば、人の幸福度は高まります。人の幸福度は、ドーパミンとセロトニンという脳内物質によって作り出されます。 肉、魚、卵、大豆、乳製品など、タンパク質の豊富な食べ物をとる必要があります。 腸内細菌は幸せ物質の前駆体を合成したのち、それを脳へ送り込む働きもします。 ☆「ボケない脳」は腸から始まる ドーパミンが脳で十分に機能している人は、何事にも意欲的で明るい性格を示します。人が幸福感を覚えるのはセロトニンの作用のおかげです。 ボケない人生は、腸が作ります。 ☆「二種類の食物繊維」の食べ分け方 ①腸内細菌は水溶性の食物繊維をより好みます。水溶性の食物繊維は発酵しやすく、ビフィズス菌が増えやすい特徴があります。 具体的には… 昆布、ワカメといった海藻類、全粒穀物、豆類、ゴボウ、エシャロット、ニンニク、アボカド、果物類、納豆、オクラ、モロヘイヤ、里芋などネバネバした食品 食べ過ぎを防いでくれるというメリットもあります。糖尿病予防や改善にも役立ちます。また、ダイエットにも持ってこいの栄養素なのです。 ②不溶性の食物繊維 不溶性の食物繊維も必要で、これが不足すると、食べ物のカスや細菌の死骸が腸内に残り、腐敗菌を増殖させる一因となります。 具体的には…全粒穀物、豆類、野菜、キノコ、海藻、おから |
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