※イラストはイメージです 「良い口癖の習慣を」
お釈迦様の数々の教えの中で、呼吸法と言霊の教えが私は大好きで 全国での講演や研修会でよく話す。 お釈迦様の言霊の教えは、現代風に言うならば、 ポジティブな言葉を使い、自分にも他人にも、心が豊かに癒される言葉をできるだけ沢山使うようにと教えられた。 二千四百年も前にお釈迦様が諭された言霊の教えは、最新の脳科学でもその効果と真実が証明されている。 「脳は現実と空想を区別できない!」 人間の脳は新しい脳(大脳新皮質)と 古い脳(大脳辺縁系)に分かれている。 大脳新皮質ー思考判断力意志の部分を担当している。 大脳辺縁系ー自律神経系と呼ばれるもので、呼吸、心臓、消化吸収など生命維持機能を無意識でコントロールしている。 通常、新しい脳が作り出したイメージに古い脳は反応するが、この古い脳は現実と空想を区別できない!だから、現実はどうあれ、できるだけ良い想像をする習慣を手に入れる方が良い。 例えば、梅干しをリアルに想像すると、通常は出すことが難しい、 生唾が出るが、これも古い脳が現実と空想を区別できない証拠である。 だから、疲れた時に、「疲れた」と言葉にするだけで、さらに身体は疲れるわけである。 これは米国の有名な末期がん患者を対象に行われたサイモン療法と呼ばれる実験でも証明され、これを契機に米国では薬や電気的、放射線治療を見直して代替医療が 大きく採用され前進した。 これは末期がん患者150名を対象に「私は必ず治る」何度も暗示をかけて本人も何度も口にするだけの実験であったが、その 結果、半年後に15名が癌が消滅、50名以上が五年後も生存していた。 その結果、欧米の医療機関では、 瞑想、暗示、自己催眠、笑い療法、口癖療法などが盛んに取り入れられて効果を上げている。 「叶う」 口に十と言う文字であるが、当に 口で十回唱えれば夢は叶うと書いてある。 「マイナスの思い込み」 いろんな人々とお目にかかる機会が多いが、残念で仕方ないのが、 自己価値観セルフイメージの低い人々が凄く多いことだ。 勝手な自分自身のマイナスの思い込みでいかに人生で損をしているか 全然、根拠のない思い込みで日常的に悪いマイナスの言葉を使い続けて、ますます不幸のスパイラルに落ち込んでいる人が多い。 「ついてない」「おかねに縁がない」「根気がない」「人見知りで上がり症だ」「モテない、人気がない」「疲れやすい」etc。 このようなマイナスの否定的な言葉を日常的に使い、口癖になっている人々は、知らず知らずのうちに、このような言葉のイメージとエネルギーに支配される事になる。 古い脳の大脳辺縁系は自らを、イメージ通りにコントロールするように作動して、本人の潜在的に望んでいる人格を作り上げる事になる。 「プラスの思い込み」 米国の有名な美容整形外科マルツ博士によると、周囲の人々が気がつかない程度の些細な美容整形しかしないにもかかわらず、 ほとんどの女性の人生が術後、良くなっている。 「私は美しい」 「私はモテる」 「私は注目されている」 「コンプレックスは解決した」etc。 これも術後の彼女たちの、プラスの思い込みが、大脳辺縁系を活性化させて、心身ともに活性化した効果である。 「自動操縦機能をONに」 大脳辺縁系に良いイメージを思い込ませ信じるようになると、意識の思い込みが引き金になって体内の化学反応を促して、その結果、 エネルギーの拡大が起こり、目的を自動的に達成するように、自動操縦機能にスイッチが入るらしい。 「良い人生は楽天思考で」 口癖やイメージを利用して人生をより良くする上でさらに守るべきことは、「もう千円しかない」から「まだ、千円もある」思考に頭を変えること。 同じで千円の所持金でも、まるで正反対のイメージとなる。 悲観的思考は身体の免疫力を下げることが実証されているが、楽天的思考の人の方が快感ホルモンの一種、 ベーターエンドルフィンかが多く出ることもわかっている。 先日、私も何時の間にか61歳の誕生日を迎えることができたが、 例えば「もう、61歳か」と、まるで人生の黄昏のように、暗いイメージを勝手に作る人もいる。 「まだ、61歳か」とまだまだ、これから人生は楽しめる!と勝手に明るいイメージを作る人もいる。 61歳と言う事実は動かせないが、 思い込みの力で体内の幸福ホルモンの分泌は大きく変化して、まだ派の楽天家は心身共に若く元気で過ごせることになる。 よく人生の運、不運を言うが、人間が一生のうちに遭遇する現実には、それほど大きな差はない。 その現実を本人が、どう受け止めるかの差でしかない。 例えば、私の母のように、人にお金を騙し取られたり、使用人に着物を持ち逃げされても、 「ヨカッタ、良かった、前世の業のお返しができて」 私が右手を複雑骨折しても 「良かった、良かった、頭を骨折しなくて」 と常にスーパーポジティブに考え口にして行動して 不運を引きずることがなかった。 お客様でも、時々、買い物に失敗しても 「病気で無駄な出費をしたと思えば、その分買い物できてよかった」 などと楽天的に前向きに思考の人はいつも元気でお肌もキラキラしている人が多い。 悲観的な人はいつまでも、不運を引きずり、勝手に落ち込んで、心の不運の穴から出てこれない。 さらには気分を落としているから、次々にミスや悪いことが重なり、最終的には、世の中を恨んで 勝手にうつ病になってしまう人も多い。 お釈迦様もキリストもマホメットも三人揃っておっしゃっていることは 「良いことを想像すれば良いことが起きる。悪いことを想像すれば悪いことが起きる。」 であり、最先端の脳科学でも同じことを言っている。 素直に今日から良い口癖を習慣に 最高の人生を進めるようにご自分のナビを設定しよう!
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