※写真はイメージです 勝利とは、もともと、仏教の言葉で勝れた、ご利益のことで勝ち負けをいうことではない。
「小欲、知足」の教えで欲望を少なくして、足るを知る、と言う意味の四文字熟語ですが、 これもまた、二千五百年前にお釈迦様が弟子たちに、心を穏やかに幸せに生きるために教えられた説法の一つである。 中国の明の時代に書かれた洪自誠著、処世指南書「菜根譚」にも 「花は半開きを観て、酒は微酔に飲む」とあるがこれもまた、小欲、知足のことである。 慶応大学名誉教授の間瀬啓允氏が 提案している問題整理法がある。 (対立)自然と人間の対立⇒(目指した世界)自然の征服⇒(もたらされた結果)自然環境の破壊⇒(新たな生き方の提案)⇒自然と人間の共生 (対立)人間と人間の対立⇒(目指した世界)競争社会⇒(もたらされた結果)不信と抗争の深刻化⇒(人間同士の協調) (対立)知性と感情の対立⇒(目指した世界)理性的社会⇒(もたらされた結果)抑圧された感情の噴出⇒(新たな生き方の提案)知性と感情の調和 地球の人口七十億人を考えたら、 小欲知足の生き方をしないと地球が持たない時代に生かされていることを自覚して、食事だけでも、飽食から卒業して腹七分の健康生活を目指すことは、お釈迦様が説かれた、利他の心に繋がることではないでしょうか?
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